- 期間
- 平成27年8月18日(火)〜11月15日(日)
- 会場
- 2階企画展コーナー
- 観覧料
- 無料
海苔づくりは、真冬に行われる重労働でした。寒風の吹く海上での海苔採り、深夜から早朝にかけて行われる海苔つけなど、海苔生産者は日々寒さと闘っていました。
そのような作業の中で着用していたのが、ボータやコテッポといった仕事着です。その袖口や襟は、作業に合わせた工夫がされており、機能性を重視した作りになっています。
本展示では、約50年前に使用されていた男性の仕事着を展示し、作業を支えた仕事着の工夫を紹介致します。仕事着を通じて、冬の厳しい寒さの中で行われた海苔づくりについて、改めて知る機会となれば幸いです。
本展示におきましてご協力を賜わりました中富小学校、元海苔生産者の皆様には厚くお礼申しあげます。また、ふるさと館や地域にはまだ多くの仕事着が保管されており、今後皆様にご紹介する機会を持ちたいと考えております。