- 期間
- 平成26年11月8日(火)から平成27年3月15日(日)まで
- 会場
- 2階企画展コーナー
- 観覧料
- 無料
江戸時代中期に始まった海苔づくりは、江戸近郊の風物として、たびたび絵画の題材に取り上げられてきました。
江戸時代の浮世絵からは、東海道を行きかう人々の目に映っていた海苔づくりの様子が見て取れます。絵図を添えた版本や図書からは、それぞれの時代の海苔づくりの手順や道具を知ることもできます。今回の企画で紹介する描かれた道具や手順と、常設展示の実物の道具類とを見比べ、その相違をご覧ください。
また、東京で海苔づくりが行われていた頃までは、埋め立ての進んだ今とは異なり、海は人々の生活の近くにありました。海と共にあったくらし、日常と共にあった海苔づくりの風景を楽しんでいただければ幸いです。
なお、浮世絵等の絵画資料は、長期の展示による退色を避けるため、複製にて展示しております。