- 期間
- 平成26年3月18日(月)〜7月21日(月・祝)
- 会場
- 2階企画展コーナー
- 観覧料
- 無料
今から50年以上前、高度経済成長の波が押し寄せる中、大田区の海辺は海苔生産の中心にありました。
当時、大学で写真を学んでいた日高青年は、被写体を求めて大田区大森を訪れ、自分が住む大田区にこんな世界があったのかという新鮮な驚きに遭遇します。そこで撮影された写真は、海で奮闘する若き生産者、労働の合間の楽しい語らい、子供たちの無邪気な笑顔、家族の支えなど、海苔生産と共にくらしていた人々の息遣いが伝わってくるようです。
この度、長らく未公開だった日高勝彦氏撮影の写真約30点を初めて展示します。多くの方々に、当時の海苔のまち大森の息遣いを感じてもらい、確かにあった海苔漁師のくらしを知っていただければ幸いです。
今回の写真展開催にあたり、貴重な写真をご提供いただきました日高勝彦氏に御礼申し上げます。
写真点数 57点(展示替えの場合あり)